お天気日記

'10年12月のお天気

＜上旬＞

平成22年12月1日に気象庁から「11月の天候」が発表されました。
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上 旬：北日本と東日本日本海側は低気圧や寒気の影響で曇りや雨の日が多かった一方、東日本太平洋側と西日本では晴れの日が多かった。
また、沖縄・奄美は高気圧の南縁に位置することが多く、晴れの日が少なかった。
旬のはじめと終わりにはこの時期としては比較的強い寒気が西日本以西を中心に流れ込んだため、東日本以西では気温が平年を下回り、
沖縄・奄美ではかなり低かった。
旬平均気温は、北日本が高かったほかは平年を下回り、東日本は平年並で西日本は低く、沖縄・奄美ではかなり低かった。
旬降水量は、北・東日本日本海側ではかなり多く北日本太平洋側は多く、東日本太平洋側と沖縄・奄美は平年並で、西日本は少なかった。
旬間日照時間は、北日本日本海側はかなり少なく北日本太平洋側と東日本日本海側および沖縄・奄美で少なかったほかは、多かった。

中 旬：本州付近を気圧の谷が3回通過し、北～西日本では周期的に天気が変化した。ただし、気圧の谷に伴う低気圧の発達程度はいずれも弱く、
北～西日本では降水量が少なかった。
一方、沖縄・奄美は上旬に続いておおむね高気圧の南縁に位置したため曇りの日が多く、前線の影響でまとまった雨が降った日もあった。
なお12～13日には、中国大陸で発達した低気圧により上空に巻き上げられた砂塵が偏西風に乗って日本にも運ばれたため、
西～東日本を中心とした広い範囲で黄砂を観測した。
黄砂の観測は西日本では11月としては5年ぶり、東京都心では11～12月としては28年ぶりであった。
旬平均気温は、全国で平年並だった。
旬降水量は沖縄・奄美で多かったほかは少なく、北日本ではかなり少なかった。
旬間日照時間は、沖縄・奄美で少なく東・西日本太平洋側では平年並だったほかは、多かった。

下 旬：日本付近では高・低気圧の移動が順調で、全国的に2～4日の周期で天気が変化した。
気圧の谷の通過後は寒気の流れ込むこともあったが、一時的だった。
旬平均気温は、沖縄・奄美で平年並だったほかは高かった。
旬降水量は、東・西日本太平洋側で多く東日本日本海側で少なかったほかは、平年並だった。
旬間日照時間は、東日本太平洋側では少なく西日本太平洋側で平年並だったほかは、多かった。

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12月上旬の気温は平年を大きく上回りました。

＜中旬＞

ここ大垣市では比較的暖かな日が続いていますが、ヨーロッパでは厳しい寒波に見舞われているようです。
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欧州：厳しい寒波で空の便に乱れ　英ヒースロー空港は閉鎖
　【ロンドン笠原敏彦】厳しい寒波が襲う欧州各国で１８、１９日の週末、空の便が大きく乱れた。
世界最大の国際線旅客数を誇るロンドン・ヒースロー空港は雪と氷で滑走路が使えず、両日ともほぼ閉鎖状態に。
パリ、コペンハーゲン、フランクフルトなど各地の空港でもキャンセルや遅延が相次ぎ、多くの乗客がターミナルで一夜を過ごした。

ヒースロー空港では１８日夜、空港スタッフが数千人の乗客に毛布やマットレスなどを配布したが、
クリスマスを前に予定が狂った旅行者からは強い不満の声が漏れた。
同空港は１９日、出発便は数便が運航するものの、到着便はゼロ。２０日に運航が正常化する見通しという。

英国はじめ欧州各地で降雪と氷点下になるような気温が続き、交通網の混乱やスポーツイベントの中止などが相次いでいる。

毎日新聞　2010年12月19日　19時39分（最終更新　12月19日　19時55分）
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2010.12.18　00UTCにおける500ｈPa及び850ｈPaにおける気温図です。
ヨーロッパが強い寒気に覆われているのが見て取れます。

中旬に入って気温はやや低下してきましたがまだ平年を上回る気温です。

＜下旬＞

年末寒波で山陰地方は豪雪に見舞われ交通機関等に大きな被害が出ました。
上のグラフは２０１０年１２月３１日の一日の降雪量です。


下の図は２０１０年１２月３１日午前3時（日本時）のひまわり赤外画像に８５０ｈＰａの風を重ねたものです。
山陰沖には収束帯があって中国地方日本海側にかかっているのが見て取れます。
この収束帯による雪雲がこの後も陸地にかかり続け大雪を降らせたことになりました。

クリスマス、年末の寒波で下旬の気温は平年を大きく下回りました。

アメダス大垣の気温推移をグラフにしました。

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