お天気日記

'06年06月のお天気

＜上旬＞

６月の入りは最高気温が３０℃を越える真夏日から始まりました。
さらに、３日から７日まで５日続けての夏日。大垣のこの間の風向も南寄りとなって南海上の高気圧から暖湿流が流入しました。
８日には東海地方までが梅雨入りしました。

東シナ海に低気圧が発生し梅雨前線が西から北上して、８日午後には西日本のほぼ全域で雨となりました。
九州北部と中国・四国・近畿・東海で梅雨入りが発表されました。
東海地方の梅雨入りは平年並み、その他の地方は平年に比べ３日前後遅くなりました。

各地の昭和２６年（１９５１年）以降の梅雨入りと梅雨明けの確定値は気象庁のホームページにあります。
ちなみに東海地方の平年値は梅雨入りは６月８日ころ、梅雨明けは７月２０日ころとなっています。

毎年、梅雨末期には集中豪雨が降りやすいので注意が必要です。

気温は平年を約１℃上回りました。一方雨は少なく、平年の三分の一でした。

＜中旬＞

東海地方は上旬に梅雨入りしましたが、平年に比べて降水量は少なめに推移してきましたが
１４日には東シナ海に低気圧が発生して梅雨前線が北上して、天気は西から雨。

大垣でも１４日は南東の風にかわり、雨が降り出しました。
翌１５日には一日雨で、日雨量１０８ミリを記録しました。

中旬の気温も高めに推移して、平均気温で１．３℃、最高気温で１．８℃も平年を上回りました。
今のところ、今年の梅雨はメリハリの利いた梅雨といえますね。

気温は高く、降水量も多めでした。

＜下旬＞

活発な梅雨前線の影響で、九州地方は２６日、激しい雨に見舞われました。

九州各地の気象台によると、熊本県益城町の熊本空港では午前６時１０分までの１時間に１１３ミリの記録的豪雨を観測。
２４日の降り始めからの総雨量は熊本県阿蘇市３１５ミリ、長崎市・長浦岳２１８ミリ、福岡県大牟田市１８０ミリ、
北九州市小倉南区で１６２ミリに上りました。
向こう一週間も、雨が続く見込みで管区気象台によると、梅雨前線は２６日午後には活動がやや収まるものの、
２７日にかけて九州北部付近に停滞し、同日朝には九州一帯で再び活動が活発化する恐れがあるとしています。

この大雨を降らせたのは、テーパリングクラウドと呼ばれるニンジン状の雲でした。

梅雨前線による６月２１日から６月２８日までの大雨（速報）（pdfファイルです）が気象庁のホームページにあります。

下旬の気温は平年を大きく上回りました。一方降水量は平年を大きく下回りました。

アメダスポイント大垣の気温の推移をグラフにしました。

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