お天気日記

'05年4月のお天気

＜上旬＞

６日の日本列島付近は南からの高気圧や「フェーン現象」の影響で、東北地方から近畿地方を中心に、
広い範囲で気温２５℃以上の「夏日」となりました。
山梨県大月市では最高気温３０・２℃を記録し、観測史上最も早い真夏日となりました。
また、群馬県下仁田町で２９・４℃、茨城県大子町２９・１℃、福島県いわき市も２９・０℃を観測しました。

午後３時までの最高気温は埼玉県秩父市２８・８℃、富山市２８・４℃、福島市２７・７℃、福島県白河市２７・
４℃、
富山県高岡市２７・２℃、水戸市２６・９℃、長野県松本市２６・７℃、甲府市と埼玉県熊谷市２６・６℃、前橋市２６・４℃、京都市２５・２℃等となりました。

これは日本付近が高気圧に覆われて良く晴れたのに加えて、高気圧の縁を回るように南から暖かく湿った空気が流れ込み、
更に、フェーン現象も加わって気温が上昇したと考えられます。
下の天気図は４月６日１５時の速報天気図です。

＜中旬＞

気象庁は紫外線の強さを１４段階で予測しホームページで公開します。

気象庁は５月１７日から、全国の紫外線の強さを１４段階の指標で示した予測情報をホームページで公開します。
オゾン層の変化や天候などの予測データから割り出すもので、市民に外出時の紫外線対策を呼びかけます。
強い紫外線は、白内障や皮膚がんの原因となるなど人体に悪影響をもたらします。
１９８０年代に地球のオゾン層破壊が進んで紫外線強℃が上がったとみられており、９０年代から強℃の観測を開始、予測技術の開発も進めてきました。
予測情報は毎日朝６時と夕方６時に発表。強℃レベルは、世界保健機関（ＷＨＯ）の国際指標に基づき、「０」から「１３以上」まで１４段階に色分けして地図上に表示します。
「中程℃」（強℃３〜５）や「強い」（同６〜７）の場合は長袖の服や帽子の着用、日焼け止めクリームの使用を薦め、
「非常に強い」（同８〜１０）や「極端に強い」（同１１以上）では外出をなるべく避けるよう勧告します。

紫外線については気象用語でもう少し詳しくふれていますのでご覧下さい。

中旬は平年より高い気温で推移しました。　　１９日には最高気温が２５℃以上の夏日を記録しました。

大垣における気温の推移をグラフにしました。

＜下旬＞

２８日は米子で４月の最高気温更新し、日本列島の広い範囲で３０℃以上を記録しました。
日本列島は南から暖かい空気が入り込んだ影響などにより、広範囲で気温が上昇、鳥取県米子市で同日午後１時すぎ、
最高気温３３・７℃を観測、国内の４月としての最高気温記録を更新しました。
これまでの最高は山形市で１９４２年に観測した３３・３℃でした。
山陰から北陸では、気温３０℃以上の真夏日となった所が多く、フェーン現象によって気温が上昇したと考えられます。

午後３時までの最高気温は豊岡（兵庫県）３２・１℃、秩父（埼玉県）３１・９℃、富山３１・８℃、高田（新潟県）３１・５℃、
熊谷（埼玉県）３１・０℃、金沢と萩（山口県）３０・７℃、伏木（富山県）３０・６℃、鳥取３０・４℃。でいずれも今年一番の高温でした。

気温は平年より高く推移しました。

大垣市のアメダスデータ（気温の推移）をグラフにしました。

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