お天気日記

'05年9月のお天気

＜上旬＞

今年は西日本の気温は史上４位を記録するなど、暑い夏でした。　
この夏（６−８月）は全国的に気温が高く、特に西日本では平均気温が１９４６年以降で４位タイとなる暑さでした。
太平洋高気圧の勢力はやや強い程度でしたが、熱帯の海面水温が高く、北半球全体の気温が高かったと分析されています。
平均気温は平年と比べ、北日本と東日本が０・８度、西日本が０・９度高く、高松や大分、津山（岡山）、延岡
（宮崎）では、統計開始以来２位の暑さを記録しました。

最高気温が３０度以上の真夏日も全国的に多く、東京４４日（平年３８・４日）、大阪６７日（同５５・３日）で、
特に広島、清水（高知）、下関（山口）は平年より１７日以上も多かったようです。
延岡（宮崎）は３５度以上の日が７日となり、記録を更新しました。

降水量は西日本で少なく、特に四国、九州北部は平年の６８％。延岡（宮崎）は４０％で最小値を更新しました。
津４２％、徳島５０％、高知５２％と平年の半分程度となったところもありました。北日本と東日本は平年並みでした。
また、上空に寒気が流れ込むことが多かったことなどから、全国的に雷の日数も平年を上回りました。

台風１４号の影響で南からの暖湿流が入り気温は高めに推移しました。

＜中旬＞

寒候期予報によれば、北日本以外は暖冬傾向のようです。

今年１２月から来年２月の寒候期予報によると、今冬の平均気温は、北日本で平年並み、東日本と西日本は
平年並みか高く、南西諸島は高めで暖冬傾向になりそうです。
日本海側は、曇りや雪、雨の日が多い。降雪量は北日本が平年並みで、東日本、西日本は平年並みか少ない予報。
太平洋側は、北日本で晴れの日が多い。東日本と西日本は平年より曇りや雨、雪の日が多いとのこと。

また、向こう三ヶ月の予報では、
▽１０月　気温は全国的に高く、降水量は北日本の日本海側で平年並みか少なく、
北日本の太平洋側と東日本は平年並み、西日本は平年並みか多い。

▽１１月　気温は北日本、東日本で高く、西日本は平年並みか高い。
降水量は北日本の太平洋側と東日本の太平洋側、西日本で平年並みか多い。

▽１２月　気温は北日本で平年並み。それ以外の地域は平年並みか高い。降水量は全国的に平年並み。

中旬は気温が非常に高く推移しました。平均気温で２．８℃最高気温は３．８℃も高かった。

＜下旬＞

今年の秋は気温が高いぞ・・・。秋の猛暑？、福岡では３３・３℃と５９年ぶりに最高気温を更新しました。

九州では１０月１日、各地で気温が３０℃を超える真夏日になり、福岡市で３３・３℃（平年２５・３℃）を記録しました。
熊本市も３３・７℃（同２６・５℃）で４４年ぶりの猛暑？となりました。
移動性高気圧に覆われた好天で日差しが強まった上、日本海から朝鮮半島にかけて停滞する前線に、
南から暖かい空気が流れ込んだための暑さです。
山口県萩市や熊本県牛深市、大分県日田市などでも１０月の最高気温を更新しました。

下の表から見てとれますように、大垣でも平年を大きく上回る気温で推移しました。　　　

気温の高い日が続いています。

大垣（アメダスポイント）の気温推移をグラフにしました。

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